フジテレビの月9ドラマ「119 エマージェンシーコール」(月曜後9・00)の第3話が3日に放送され、提供社名の表示がないことが話題となった。
元タレント・中居正広氏の女性トラブルを巡って同局の一連の対応が批判を集め、CMを差し止める企業が70社以上に拡大。月9ドラマも例外ではなく、1月3日の初回放送では6社が「提供」にクレジットされていたが、20日の放送では2社。CM14本のうち10本がACジャパンに差し替えられた。
そしてこの日の放送では提供の表示がなく、「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」「問題物件」「日本一の最低男」の同局ドラマや8日放送の映画「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」の予告が流れたほか、ACジャパンの広告もあった。
SNSでは「ホントにACジャパンと番宣のCMしかやらない」「これはヤバい 月9にCMが1本も入らない」「ACと他のドラマの番宣でTVerみたい」「フジテレビがTVerくらい同じドラマ番宣CMしか流さん」などの声が上がった。
また、「119 エマージェンシーコール」では撮影協力していた「横浜市消防局」「横浜市会」のクレジットがエンドロールから削除された。先月28日に市側からの要請で協力クレジットが削除されることが判明。市関係者は「市民感情に配慮して積極的な広報を控えることにした」と説明した。
同ドラマは先月27日に第3話が放送される予定だったが、同局の10時間を超える記者会見を中継したため、延期となっていた。