柔道女子57キロ級でパリ五輪銅メダルの舟久保遥香(26)が2月1日付で活動拠点をフランスに移すと、所属先の三井住友海上が発表した。
フランスは混合団体五輪2連覇の柔道大国。世界で戦う経験を重ねられる環境を整えることで、さらなる強化を図るという。舟久保は所属先を通じて「多くの方々にご理解とご支援をいただき、新たな挑戦をさせていただけることに感謝いたします。海外の柔道に触れさまざまなことを学び、柔道家として成長します。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします」とコメントした。
◇舟久保 遥香(ふなくぼ・はるか)1998年(平10)10月10日生まれ、山梨県富士吉田市出身の26歳。6歳で柔道を始め、富士学苑中3年時に全中優勝。富士学苑高2、3年時に全国高校総体連覇。高校卒業後の2017年4月に三井住友海上に入社。2021年選抜体重別で初の日本一。同年グランドスラムパリ大会で初めての国際大会優勝。初めて出場した2022年の世界選手権で準優勝。2023年の世界選手権も準優勝。2024年パリ五輪銅メダル。身長1メートル62。右組み。得意技は、独自に編み出した「舟久保固め」などの寝技。