米国のボクシング専門誌「ザ・リング」が3日、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)の25年対戦計画を報じた。6月に米ラスベガスのT―モバイルアリーナでWBC世界同級1位ピカソ(メキシコ)との防衛戦後、9月中に日本で防衛戦、12月にサウジアラビア「リヤド・シーズン」内でWBA同級暫定王者アフマダリエフ(ウズベキスタン)と対戦の可能性があるとした。
井上は先月25日の会見で5月と9月の防衛戦クリア後は4本のベルトを保持したまま、12月にフェザー級でWBA世界同級王者ボール(英国)と「同時2階級制覇」を懸けて対戦する選択肢があると明言し、その後は階級を戻し、来年にWBC世界バンタム級王者の中谷潤人の挑戦を受けるプランを明かしていた。