桐敷が、宜野座キャンプを視察した侍ジャパンの井端監督から26年のWBCへ熱烈ラブコールを受けた。
「昨年(のプレミア12は)呼べなかったですけど桐敷投手。左の中継ぎは数が少ないのは分かっているので、本当に来年のWBCに入ってきてほしい」
日本のトップチームを率いる指揮官は隠すことなく名前を挙げた。「(評価する)一番はコントロール。コーナーに投げ分けられる。左打者にもインコースを突けるところが非常に大きい。投げミスが少ない投手」。昨季70試合登板で防御率1・79、43ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した左腕を高評価した。
桐敷も「うれしいし、侍に選ばれるように今年頑張っていきたい。ふさわしい成績を残せるように」と決意を新たにした。この日はブルペンで61球。投球後は井端監督から激励の言葉もかけられた。
「(WBCは)一番トップの大会。出るにふさわしい選手になるため頑張りたい」。新たな目標も刺激に、腕を振る。