日米通算200勝まで残り3勝としている巨人・田中将が今キャンプでは初めてブルペンで投球練習した。立たせた捕手に8球、さらに片膝立ちの状態にさせて28球を投げて計36球。「投げている感覚が違います。めちゃくちゃいいです」と充実した表情を見せた。
3日連続で“魔改造”こと久保巡回投手コーチの指導を受け、キャッチボール後に室内ブルペンへ移動。最後の4球は強度を上げ「練習していることと同じような感じで投げられた」と振り返った。
キャンプ初日から取り組んでいるのは体が縦回転に近い「縦振り」のフォームの意識付け。田中将が2月後半の実戦登板を想定していることに、久保コーチは「今日の感じなら十分ゴーサインを出せる」とうなずいた。(村井 樹)