ヤンキースがカルロス・カラスコ投手(37)とマイナー契約を結んだと3日(日本時間4日)、大リーグ公式サイト「MLB.com」が報じた。メジャー昇格すれば年俸150万ドル(約2億3000万円)、出来高を含めると最高で250万ドル(約3億9000万円)に達するという。
カラスコは09年にインディアンス(現ガーディアンズ)でメジャーデビュー。17年にはア・リーグ最多18勝を挙げた。19年7月に「慢性骨髄性白血病」と闘っていることを公表。治療を続けながらトレーニングにも励み、翌8月にはマイナーの2Aで復帰。9月にはメジャー復帰を果たし、カムバック賞に輝いた。
21年にトレードでメッツに移籍。メッツで3年間プレーした後、昨季は古巣であるガーディアンズに4年ぶりに復帰し、21試合の先発で3勝10敗、防御率5・64だった。
メジャー通算は324試合で110勝103敗、防御率4・14。