元フジテレビアナウンサー・長谷川豊氏(49)が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新。古巣・フジを巡る一連の問題について「今回の犠牲を産んだのは“フジのシステム”」だとして、特定の個人への誹謗(ひぼう)中傷は止めるよう呼びかけた。
長谷川氏は1日に公開された堀江氏とのYouTube対談の中で、古巣・フジテレビを取り巻く一連の騒動に言及していた。
そんな中で、登場人物に対し、第三者による「度を越した書き込み」が目立つようになったという。長谷川氏は、自身が語ったのは「思い出の一つ」だと説明。「僕にとってはちょっと笑えるいい思い出であって、ポストした通り、あのエピソードは“これ、フジのノリの僕らはいいけど、普通に考えたら上納って言える話だよね”“フジの明るさやノリの良さが逆に今回の様に傷つく人を作ったかもしれないね”って問題提起するために話しました」と意図を明かした。
続けて「僕はフジテレビのガバナンスを精査し、取締役以上を一新し、大きく素敵な新しいフジテレビに変革するためであれば、悪役は全然引き受けます。もともと多くの人から嫌われてるんで僕なんて適任だと思うんです。でもこれ以上、反論できない状態の人を匿名で誹謗中傷することは被害にあった女性も絶対に望んでいません」と、個人への批判は止めるよう懇願。「今回の犠牲を産んだのは“フジのシステム”です。“フジの日枝イエスマンたち”です。叩くべき相手を間違ってはいけないと思います」と主張し「あのエピソードを聞き、良ければ皆様も一緒に“昭和の時代に当たり前にあったノリって、今考えたらアウトなことあったなー”と少し笑って一緒に考えて頂けるきっかけになったら幸いです」と話した。