IBF(国際ボクシング連盟)がスーパーフェザー級の世界王座決定戦として同級1位エドゥアルド・ヌニェス(27=メキシコ、27勝27KO1敗)と同級3位の力石政法(30=大橋、16勝11KO1敗)に1月31日付で対戦交渉を指示したと、米専門メディアのボクシングシーンが日本時間4日、報じた。
前IBF世界スーパーフェザー級王者アンソニー・カカーチェ(36=アイルランド)は1月31日に自身のSNSで王座返上を発表。元WBA世界フェザー級王者リー・ウッド(36=英国)との対戦が有力で、「ベルトに関係なくビッグマッチだけをしたい」と記していた。
IBFスーパーフェザー級の2位は空位。ボクシングシーンは、ヌニェスと力石の交渉期間は3月2日までで、合意に至らなければ入札になると伝えた。18年8月から17連勝中で、勝利が全てKO勝ちのヌニェスは英興行大手マッチルームと契約している。
力石は1メートル77の左ボクサーファイターで、兄はIBF世界ライトフライ級王者の矢吹正道(32=LUSH緑)。17年7月にプロデビューして3戦目で黒星を喫したものの、22年5月に東洋太平洋スーパーフェザー級王座を獲得(防衛1)。23年1月にWBOアジア・パシフィック同級王座を奪取し、24年3月にはWBC同級挑戦者決定戦に12回TKO勝ちした。同7月にLUSH緑ジムから大橋ジムへの移籍を発表し、10月の移籍初戦で2回KO勝ちを収めていた。