女優の大竹しのぶ(67)が3日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。意外なデビューのきっかけを明かした。
この日は昨年放送されたフジテレビの月9ドラマ「海のはじまり」で初共演した有村架純と出演。有村が昨年11月に大竹出演の舞台「太鼓たたいて笛ふいて」を観劇して以来の再会だという。
デビューのきっかけについて話が及ぶ中、大竹は「私はテレビのドラマでフォーリーブスっていうアイドルが好きで、“その人と一緒にテレビに出ませんか?”っていうのに応募して、オーディションで受かって、“明日から撮影”って言われて、何も知らないままその人のドラマに出たのが最初。クリスマスケーキを見て“おいしそう”って言うのが…あはは。それが最初」と懐かしんだ。
大竹のデビュー作はフジテレビ系ドラマ「ボクは女学生」(1973年10月~1974年3月)。フォーリーブスの北公次さんの主演作だった。
有村が「今で言う“推しに会いたくて?”」とたずねると「そうそうそう」と大竹。「“このオーディション受けたら、公ちゃんに会えるかもしれない”って言って、妹と2人で“じゃあ、受けてみようよ”って言って。それで私だけ応募して、妹が付き添いで来て。オーディション会場には公ちゃんはいなくて、“いなかったね”って言ってたんだけど受かって。(撮影で)公ちゃんに会えたって感じ」と明かした。
そんな大竹に、有村は「でも凄いですね。1つの夢がかなうと満足しちゃうじゃないですか。そこがスタートって」と感心すると、大竹は「公ちゃんはテレビでは凄いキラキラしてたのに、凄い疲れてて、顔色が悪くてかわいそうだなって思っちゃった」と苦笑した。