日本ハムの山崎福也投手（32）が4日、沖縄・名護での春季キャンプで初のフリー打撃を行った。
ウオーミングアップ後、野手組に合流。ティー打撃で準備運動すると、左右の両ゲージから計61スイングで快音を響かせた。2ゲージ目の最終スイングで右翼フェンスにワンバウンドで当たる打球を放つも、逆風の環境下で惜しくも柵越えはならず「ホームラン入らなかったので悔しいですね。良い打球もあったが、もうちょっと飛んで欲しかった」と、悔やんだ。
東京・日大三高時代にセンバツで大会最多安打記録を樹立し、昨季交流戦でも適時打をマーク。本拠地での球宴第1戦では「2番・指名打者兼投手」で先発し、阪神・才木から華麗に左前打を放った。その非凡な打撃センスを新庄監督も高く評価。昨年の秋季キャンプに続き、今キャンプでも打撃練習参加を決めた。
今後は1クールに1回ほど打撃練習を行う予定。「（今年も）ヒットを打ちたいですね。打てれば5年連続というのもあるので。できれば長打。練習が必要ですね」と、先を見据えた。