フリーアナウンサーの垣花正(53)が4日、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」(月~木曜前8・00)に出演。原発不明がんのため1月28日に67歳で死去した父・森永卓郎(もりなが・たくろう)さんの自宅を訪れ、別れのあいさつをしたことを報告した。
この日は、経済ジャーナリスト・須田慎一郎氏がスタジオ出演。森永さんとは「シンシン」「タクタク」と呼び合う仲で、度々共演していた。
垣花は「先週の金曜日に森永卓郎さんの家にお邪魔させてもらったんですね。森永卓郎さんに“よく頑張りましたね、偉いですよ”って頭なでてあげたんですよ」と亡くなる28日の放送直前まで出演予定だった森永さんの強い意志をねぎらい、別れのあいさつをしたという。
そして「モリタクさんが寝ているベッドの傍らに大きな写真が2枚飾ってあって、それが森永卓郎さんのお父さんとお母さんの写真なんですよ。だからご両親をとっても大切に思ってらっしゃったんだなって分かる」と森永さん宅の様子を紹介した。
さらに「お母様の写真が高橋洋一さんにそっくりだったんです」とこの番組に月曜レギュラーとして出演する経済学者の高橋洋一氏に似ていると明かした。
続けて「もう一つ情報があって、お父さんの顔が須田慎一郎さんにそっくりなんですよ」と紹介。須田氏が「そんなことある?」と驚くと、垣花は「あるんですよ。お父さん、めちゃくちゃピースしてる写真で元毎日新聞の記者」と森永さんの父が陽気な姿で写真におさまっていると報告した。
そして「つまりモリタクさんは須田さんと高橋洋一さんの間に生まれた子」と大笑い。須田氏も「我が子を失ったように悲しいよ」と一緒になって笑い、明るく森永さんを偲んでいた。