ソフトバンクの城島健司チーフベースボールオフィサー(CBO、48)がビッグカップルの“仲人”となった。
宮崎春季キャンプ中、ベンチの城島と山川穂高内野手(33)のところへ育成3年目・盛島稜大捕手(20)があいさつに来た。
城島CBOは「山川に話聞いたらいいんじゃない?」と、盛島に促した。
20歳の育成選手にとって昨季のリーグ2冠王でチームの4番は雲の上の存在。自分から話しかけるのはおこがましいと考えるのが普通だ。
それを察した城島CBOの“ファインプレー”だ。
山川も意図を酌(く)んで「話そう」と応じた。
盛島は沖縄・宮古島出身。城島CBOは「方言でしゃべったら笑顔も増えるやろ。明日から予定ないなら一緒に入れてもらって」とさらに間を取り持つ。
山川が「教えたるわ」と言って体のサイズなど聞いていると、城島CBOは“あとは若い2人で…”とばかりにスッと立ち上がってその場を離れた。
盛島が強いスイングの際の悩みを相談すると、山川は「秒で直るけど、直していい?」と頼もしい答え。
公称103キロの師匠と105キロの弟子の師弟コンビの誕生だ。
この様子がソフトバンクの球団公式YouTubeに上がると、「こういうの良すぎる」「城島CBOの去り方がカッコイイ!」「城島CBO良いね」と“仲人”ぶりに称賛の声が上がった。