タレントの上沼恵美子（69）が3日、ABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」（月曜正午）に出演。女性トラブルをめぐる一連の問題で芸能界を引退した元タレントの中居正広氏（52）について言及した。
この日、上沼は自身の楽曲にまつわる苦い経験を回顧。「もう時効かなと思って」とそのきっかけを明かすと、「生きてるといろんなことがある。例えば、SMAPが解散して十何年やて？私はこないだまでやと思ったけどさ…」とSMAPについて話しだした。
木村拓哉、香取慎吾などメンバーの活躍にも言及。関連して「中居さんは転げ落ちたやんか。ぶっちゃけ言わせていただくとね。しょうもないことで」と語った。
そして「私思うんだ、歩くところ毛氈（せん）敷かれたら人間は勘違いするな。あれが欲しい、これが欲しいって言って、みんなが持って来て28種類のジュースが並ぶ、そういう人生やったと思うんよ」と中居について推察。
「私、中居正広さんとご一緒したこともあるし、感じのいい方ですよ。びっくりしますよ、今度の報道で」と前置きした上で「そやけどあかんなと思うのは、なんでもかんでも用意してもらうのはあかんやん。女性がどうとか言ってるわけやなくて」と指摘した。
さらに「私もうこれ、今日で最終回でもいいんです」と覚悟をあらわにし「中居さんにおいては、女性はものじゃないのよって言いたいんです。なんか私、もののような扱いをしているような気がする。時代錯誤。絶対にダメ。女の人をものとして扱うのは今の時代やからじゃないです。昔からいかん。なんか絶対下に見てるやろ」と非難した。
「納める」という言い方についても「もう大っ嫌いや。なんやのん上納って。失礼な」と声を荒げ、「なんでも自分の言う通りになるっていう、甘いの食べたいって言ったらイチゴのショートからぜんざいから全部並ぶ、それが男女関係にもあるような気がするの」と訴えた。
そして、中居が主演を務めたドラマ「砂の器」での演技について再度絶賛しつつ、「仕事は自分でつかみ取ったやんか。なぜ女性も自分でつかみ取れへんのかなって」と嘆いた。