女優の松たか子(47)が3日放送の日本テレビ系「しゃべくり007」(後9・00)にゲスト出演。父で歌舞伎俳優の松本白鸚(82)とのエピソードを語った。
16歳で歌舞伎の舞台で役者デビューした松。初のミュージカル出演は、父が1969年以来主演を務めてきたミュージカル「ラ・マンチャの男」だった。
父が演出も担当していたため、ダメ出しされたといい「私は初めて大きい役をやって、精一杯で。『ラ・マンチャの男』って何十年もやられているので歴史があるんですけど、“わかってるだろ!”くらいの勢いで細かくダメ出しをされて。だから“はい”って聞きながら“何がラ・マンチャだ!”と思いながら…」と衝撃の事実を笑顔で告白。
やや反抗的な内面にツッコまれるも「でもちゃんと聞いてます」と続けた。「大先輩の女優さんたちがやってきた役をやって、いっぱいいっぱいなんです。だから必死なわけです。私は『ラ・マンチャの男』を長く見てきたけど、その役は初めてだと」と経緯を説明しつつ、最後には「…何がラ・マンチャだと」と語り、笑いを誘っていた。