女優の松たか子(47)が3日放送の放送の日本テレビ系「しゃべくり007」(後9・00)にゲスト出演。2020年に参加した米映画の祭典「第92回アカデミー賞授賞式」でのステージを振り返った。
松は同授賞式で、日本語吹き替え版声優を務めた「アナと雪の女王2」の主題歌「イントゥ・ジ・アンノウン」を世界9カ国のエルサ役とともに歌唱。日本人初の快挙となった。
渡米前の練習について聞かれた松は「レッスンもしましたし、本当に実現するのか分からなくて。ギリギリまで内緒に進んでたから。“本当に行けるのかな?”ぐらいに思っていた」と実感がなかったと回想。
本番直前までどのパートを歌うのかさえ分からなかったといい「着いてから、他のエルサたちがどうハモるのかを会場のロビーでやって。怒とうの3日間くらい」と語った。
そして迎えた本番。「リハーサルをやった時に、私自分の入るタイミングを間違えたんですよ。各パートの人がズレてきちゃって、見失って。本当に緊張して」と舞台裏を明かし、「でも外国のエルサたちが母国語で歌っていれば絶対にズレないからって励ましてくれて。それでなんとかできて。でもあっという間に終わっちゃいましたけど」としみじみと話していた。