元日本ハムの斎藤佑樹氏(36)が自身のYouTube「斎藤佑樹 野球場プロジェクト」を更新。福島レッドホープスで昨季現役を引退した福井優也氏(36)の早大野球部同期による慰労会の様子を伝えた。
大石達也氏(36=西武投手コーチ)を含めて、早大ドラフト1位トリオが顔を揃えた。
高校では1学年上だった福井氏だが、早大のルールは同学年は“タメ語”。斎藤氏は「最初はちょっと敬語使いながら…」と入学当時を懐かしそうに振り返った。
福井氏は「最初は(斎藤氏が)嫌いだった」と衝撃の告白。早大の推薦に間に合わなかったことで高校卒業後、1年浪人。その年にハンカチ王子ともてはやされ、夏の甲子園を制すなどきらびやかな活躍をしていた斎藤氏に対する複雑な思いがあった。
「ライバル視していたんで、何だ、みたいに思ってましたけど、全然普通の学生でした」と、すぐに斎藤氏の人柄に打ち解けたと明かした。
斎藤氏も「僕も早稲田実業から早稲田大いくじゃないですか。済美から福井優也来るらしい、トップアスリート推薦でってなって。しかも150キロくらい投げるらしいぞみたいな。これ大学生活大丈夫かなって思った」と、戦々恐々としていたと説明した。
動画では普段は優しい大石氏が学生時代に後輩に切れた珍しいエピソードや斎藤氏が早稲田実から直接プロに行かずに早大で4年間を過ごした思いなどが明かされた。