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103万円の壁議論は「150万円前後で手打ち?」 辛坊氏がズバリ質問、玉木雄一郎氏の回答は

スポニチアネックス 2025年2月4日 18時11分

 国民民主党代表を役職停止処分になっている玉木雄一郎衆院議員(55)が4日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)にゲストとして生出演。「年収103万円の壁」引き上げを巡る議論について自身の考えを語った。

 所得税が生じる「年収103万円の壁」を巡っては、昨年末に自民、公明両党が国民との3党協議で103万円から123万円への引き上げを提案。だが国民は178万円を主張して譲らず、3党幹事長はその後、178万円を目指して誠実に協議を進めるとの合意文書を交わした。

 この日、3党の政調会長が会談したが自公から引き上げ幅の具体的な提案はなし。辛坊氏が「だいたい150万円前後で手打ちっていう感じですか?」とズバリ質問すると、玉木氏は政調会長の協議に触れ、「早期に3党の税調会長の協議を始めましょうと合意したので早ければ今週中に会談が始まると思う」と冷静に見通しを明かした。

 自民の税調会長は宮沢洋一氏だが、「やっぱり自民党の税調は強いなと。ラスボスなんですね。今まで見えなかった税調での税の議論が外に出てきたことは良かった。ただ、なかなか厳しいのでもちろん財源の議論もあるので3党で引き続き協議をして何とか123(万円)を引き上げていく」と話した。

 辛坊氏が「落としどころの数字は見えてるんですか?」と聞くと、「まだ分かりません」と即答。「一部、公明党から150以上は無理だよと。裏から返すと150までは公明党さんとしてはいいのかなと思うし、もう1回話を聞いてみたい」とした。

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