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【柔道GSパリ大会】女子63キロ級優勝の嘉重春樺「寝技5秒でポイントはプラス」新ルールを歓迎

スポニチアネックス 2025年2月4日 19時4分

 柔道のグランドスラム(GS)パリ大会に出場した日本選手らが4日、羽田空港に帰国した。日本からは、いずれも五輪未経験の男女計20人が出場。女子48キロ級の近藤美月(東海大2年)、52キロ級の大森生純(24=JR東日本)、63キロ級の嘉重春樺(24=ブイ・テクノロジー)の3人が優勝を果たした。

 嘉重春樺は、昨年12月の東京大会に続いて自身2度目のGS制覇。「まずは選抜で優勝して、世界選手権に出れば五輪へのスタートが切れると思う」と次の目標を全日本選抜体重別選手権大会(4月5~6日、福岡国際センター)に見定めた。

 「有効」の9年ぶり復活など国際柔道連盟(IJF)が定めた新ルールが初めて適用された今大会。「今までの準備とは違った」と新ルール対策もしながら臨んだ。「3回戦は相手が尻もちをついて有効になったので、これも有効なんだ」と驚いたこともあったという。

 「今までなら技ありはないかなと思っていても有効が入ってしまうので、今まで以上に気を付けないといけない」と注意点を挙げながらも「寝技が得意なので(抑え込み)5秒で(有効の)ポイントになるのはプラスかな」と新ルールを歓迎した。

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