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フランス野球連盟 代表監督を務めた吉田義男氏を追悼「フランスの野球の発展に大きな影響を」

スポニチアネックス 2025年2月4日 20時9分

 プロ野球の阪神を監督として1985年に球団史上初の日本一に導いた吉田義男(よしだ・よしお)氏が3日午前に脳梗塞のため死去したことが4日、分かった。91歳。京都府出身。通夜、告別式については非公表。

 1975年から3期8年に渡って阪神監督を務めた後、フランスのクラブチーム・パリ大学クラブの顧問や監督を務めた後の1990年に同国代表監督に就任。パリにアパートを買っての挑戦だった。地元紙には「プチサムライ」と称され、選手や関係者からは「ムッシュ」の愛称で親しまれ、95年まで代表監督を務め、同国の野球普及に尽力した。

 フランスの野球連盟は公式サイトとSNSで「フランス野球チームの元代表監督、吉田義男氏の死去を深く悼みます」とし「フランス・シニア野球チームの象徴的な人物であり、監督でもありました。彼の揺るぎない献身はフランスの野球の発展に大きな影響を与えました。フランス野球界は、伝説を失いましたが、彼の精神と影響は私たちの心とスポーツの歴史の中に永遠に残るでしょう」とつづった。

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