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鶴岡慎也氏 日本ハムで一番強烈な「オーラがある男」を即答 選手たちが震えた“エレベーター内一喝事件”

スポニチアネックス 2025年2月4日 23時25分

 BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後10・00)が3日に放送され、日本ハムとソフトバンクで捕手として活躍した鶴岡慎也氏(43)と、日本ハム、巨人、西武で活躍し、現在もBCリーグの栃木ゴールデンブレーブスで選手兼投手コーチとして活躍中の吉川光夫(36)が出演。日本ハム時代を振り返り「強烈なオーラ」を放っていた選手を明かした。

 鶴岡氏と吉川は2012年に最優秀バッテリー賞を受賞した名コンビ。ともに同番組に初出演で、「日本ハムの〇〇No.1」という企画に挑んだ。最初に出されたお題は「オーラがある男」。この問いに、番組MCの元ヤクルト監督・真中満氏(54)と2人は声を合わせて「金子誠さん!」と答えた。

 現役時代は日本ハム一筋21年で選手会長も務め、ベストナイン1回、ゴールデン・グラブ賞3回を受賞した金子氏。現在はロッテで戦略コーチを務めている。

 鶴岡は「金子さんはフレンドリーなチームの中で(雰囲気を)ピリっとさせる方ですね」と説明。「もちろん、いやらしさじゃないですよ。プロとしての厳しさを持っている方」と言葉に力を込めた。それを受け吉川も「野球にどれだけ真剣に取り組むかっていう方だったんで」と補足。真中氏とゲストのお笑いコンビ「TIM」のゴルゴ松本(57)が2人の力説にうなずきながら「ミスをした試合後にミーティングを開いたりする感じ?」と質問すると、鶴岡はかぶせ気味に「そういうタイプじゃないです!試合中にピリっとするんで。例えば僕が初めて1軍に上がった時とか怖かったんですよ、ずっと1軍にいる先輩で…。それで(金子氏は)ショートを守っていたんですけど(自身が捕手として)セカンドスローをちゃんと投げなかったら“そこじゃねえぞ。お前、ちゃんと投げとけよ練習の時から”と。ピッチャーだったらフォアボール連発してたら外野を向いて腕組みしてるんですよ」と投手に背中を向けて仁王立ちしている様をマネして苦笑いを浮かべながら金子氏の“厳しさ”を振り返った。

 吉川も、言葉ではなく「背中で見せるタイプ」と激しく同意。そのエピソードを楽しそうに笑顔で聞いていた真中氏は「そんな金子選手に、後輩とかでガツガツいく選手はいなかったの?」とさらに2人に質問すると、鶴岡氏はニヤニヤしながら「稀哲(ひちょり)さんですかね」と即答した。

 明るく“軽い”キャラクターで有名な森本稀哲氏の名前に「さすが!」と笑う真中氏。そんな姿を横目に鶴岡氏は「でも稀哲さんがキャンプ中の…春のキャンプとかで(守備や連係の)サインとか決めるじゃないですか。稀哲さん、サイン覚えられなかったんですよ」とニヤリ。覚えられないのに森本氏はメモも取っていなかったと説明後「エレベーターに乗っている時に(森本氏が)“どうせ俺、あとでもう1回確認するしな~”って言ったら、金子さんが“お前みたいなやつがいるからちゃんとミーティングしてるんだろ!”って言って…10人ぐらいが乗ってるんですよ。シーンとなって。早く(ドアが)開けって。もう(ピリついた雰囲気に)耐えられなくて」と金子氏の怖さに震えた“事件”を苦笑いで振り返った。

 「正論ですよ!」と爆笑に包まれるスタジオで、鶴岡氏は「本当に締めてくれる方でした。そういう意味で一番オーラがありました」と懐かしそうに語った。

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