阪神・藤川監督が、第1クール最終日に今キャンプ初めて選手に苦言を呈した。大卒5年目の栄枝、高卒4年目の中川の両捕手がその矛先。連係プレー中の声かけの内容、目配りに不満が残った。梅野、坂本との差は歴然だとして改善を求めた。
「栄枝、中川は何を求めて、そのプレーが行われているか、わからないように見えてしまう。(捕手は)グラウンドで監督の代わりになる。頭脳の方ですね。打つ、投げる、捕るではなくて」
練習中に指揮官から注意を受けた栄枝は「盛り上げる声が大事だと思っていたが、プレーの声をもっと出せと言われた。(以前に)岡田さん(前監督)にも言われた。チームが良くなる方向の声を出したい」と反省しきりだった。