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王将戦第3局対局開始 藤井王将VS永瀬九段 永瀬九段の初手は▲2六歩

スポニチアネックス 2025年2月5日 9時7分

 将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=に永瀬拓矢九段(32)が挑戦するALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第3局が5日午前9時、東京都立川市の「オーベルジュ ときと」で始まった。

 午前8時38分、永瀬が対局室入り。縦じまの羽織を着こなした永瀬は対局のための準備をし、目をつむって集中を高めた。淡い水色の羽織を着た藤井は49分に盤の前に座った。午前9時に対局が始まり、先手の永瀬の初手は▲2六歩だった。

 練習対局を何度も重ねてきた藤井、永瀬が初めて2日制で盤を挟むタイトル戦。第2局では研究の深い永瀬がうまく駒組みを進めたものの、藤井がうまく対応し攻守ともに永瀬を制圧した。通算成績は藤井の2連勝で、今局を制すれば王将4連覇に王手がかかる。対する永瀬は先手番を持つ第3局で、巻き返しを狙う。

 前夜祭では今局先手番の永瀬は「目一杯戦って1勝を返して、1局でも多く見てもらえるように頑張りたい」、後手番の藤井は「2日間集中して全力を尽くしたい」とそれぞれ意気込んでいた。第3局はどのような対局になるのか、注目が集まる。

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