マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)が5日、都内で行われた「CW―X」のイベントに登場し、子供たちへの指導法について語った。
「レベルも違うのですごく悩む。結局、僕の全力を見せるようにしている。今の全力を見せることでプロってこう言うものなんだと」。
イチロー氏が率いる草野球チーム「KOBE CHIBEN」は「高校女子選抜」とエキシビションマッチを行うなど、女子野球の発展にも力を入れている。試合では投手を務め、130キロ後半の直球を武器に相手を押さえ込む、終始ガチンコ勝負。
「中学生だろうが小学生だろうが、その時の全力のパフォーマンスを見せます。それで感じ取ってもらえたら。それが大事なことだと思う。あまりレベルに合わせて自分のパフォーマンスを落としたりということはしない」と真剣勝負を挑む理由を語った。