5日に40歳の誕生日を迎えたサウジアラビア1部アルナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、「自分こそが史上最も完成された選手だ」と語った。
3日に放送されたスペインのテレビ番組「エル・チリンギート」でロングインタビューに応じた。メッシ（米MLSマイアミ）やペレ、マラドーナが好きなファンをリスペクトはするが、「史上最高のゴールスコアラーは誰か？ それは数字の問題だ。以上だ」と持論を展開した。ロナウドは3日に行われたアジアチャンピオンズリーグ（ACL）のアルワスル（UAE）戦で2ゴールを決め、クラブと代表合わせて公式戦通算923得点をマークしている。
ロナウドは「歴史上、ヘディング、左足、PK、FKで最もゴールを決めたのは誰か？この前調べたけど、自分は左利きじゃないのに左足で決めた選手の歴代ベスト10に入っていた。ヘディング、右足、PK全てでだ」と説明。常にメッシと比較されてきたが、「自分は数字のことを言っている。個人的に、自分は史上最も完成された選手だと思う。ヘディング、FK、左足。自分は速いし、強い。自分が最も完璧だ。自分より優れた選手は見たことがない」と主張した。
インタビューでは、引退はまだ考えていないと明かした。「競争心が、毎年もっと努力し、より良い成績を収めようというモチベーションを与えてくれる。それが他の選手との違いだ。自分と同じ立場の選手なら、10年前にサッカーを辞めていただろう。自分は完全に違う」と強調。キャリアの最後にRマドリード（スペイン）へ戻る可能性も捨ててはいないとした上で、同クラブ所属のイングランド代表MFベリンガムに「ジダンを思い出させる。21歳で将来は明るい。この若者はトップ選手になるだろう」と期待を寄せた。