タレントの矢沢心(43)が4日深夜に放送された日本テレビ「上田と女がDEEPに吠える夜」(火曜後11・59)に出演。生理不順で気付いた自身の病気について明かした。
この日のテーマは「婦人科系の病気」。子宮や卵巣など乳腺以外の女性にしかない臓器・組織に起こる病気。タレントの大久保佳代子、休井美郷、女優の鈴木砂羽、婦人科医の三輪綾子先生らが出演した。
かつて婦人科系の病気を経験したとして出演した矢沢は「高校生の頃から生理不順で、数カ月来ないことが当たり前だったんですよ。病院に通ったら、多嚢胞性(たのうほうせい)卵巣症候群という病気で、不妊治療を始めた時に、多嚢胞性卵巣症候群の影響で、排卵障害っていうのも判明したんです」と明かした。
多嚢胞性卵巣症候群とは卵巣に小さな卵胞がたくさんでき、排卵が障害される病気。三輪先生は「通常排卵した2週間後に生理が来るんですけど、排卵しないので生理が来ない。無月経が続いてしまう。なので、妊活しようと思った時に、排卵しないので、受精しなくて妊娠しない。生理が定期的に来ないと、子宮体がんのリスクが上がってしまう」と解説した。
矢沢は「もっと早くから不調に気付いていたら、病院に行っておけば良かったなって思いはありますけど、早めに10代で気付けたっていうのも、(病院に)行って良かったって思いました」と話した。
矢沢は、元K―1世界王者でタレントの魔裟斗と2007年2月に結婚。12年6月に長女、14年9月に次女、19年1月に長男を出産している。