ブリヂストンスポーツの新製品試打会が4日に千葉・市原GC市原Cで行われ、女子で元世界ランク1位の宮里藍さん(39=サントリー)と川崎志穂(28=ミツウロコグルーフホールディングス)が参加し、3月7日発売の新アイアン「258CBP」、1月17日に発売された新ウエッジ「B―Limited BITING SPIN フルミルド」を試打した。
「258CBP」は軟鉄鍛造アイアンに、あと少しの飛距離を求めるゴルファーに向けて開発された新製品。シンプルでシャープな形状で、心地よいフィーリングを保ちながらスピンの効いた高初速、高弾道のショットを生み出す。
宮里さんはプロ転向直後に5Iを抜いて代わりに6Iを入れるようになった。試打会ではデモンストレーターとして5Iで見事なショットを放ち「20年ぶりくらいに5番アイアンを打った。結構衝撃だった。(弾道は)U6を打っている感覚。打ち出し角とか、止まり方とか、昔の5番アイアンとは全然別物」とUTに匹敵する打ちやすさを絶賛した。
特徴の1つでもある柔らかな打感にも「打感が良い印象が強い。柔らかさをしっかり感じられるのが良かった」と好印象を持った。
川崎も17年から5Iを抜いて、代わりにUTを使用している。試打会では5Iで高弾道のショットを披露し「5番アイアンはテクニックが必要で(球が)上がりきらなかったのでUTに切り替えた。そこから長らく打っていない。UTっぽく打てるので難しくない」と球の上がりやすさを高く評価した。
またインパクト音についても「手前から入っていい音がしてくれるので好き」と気に入った様子だった。