ミズノの新製品発表会が5日、東京都内で行われ、同社契約男子プロの小林正則（48＝フリー）、小鯛竜也（35＝フリー）、杉浦悠太（23＝フリー）の3人が参加した。
発表会では新アイアン「Mizuno Pro S―3」を3月7日に発売することが発表された。「Mizuno Pro S―3」は世界特許の製法による打感とソール設計「トリプルカットソール」を搭載し、ハーフキャビティー構造ながらマッスルバック構造に近づけた心地よい打感と、ツアープロが求める“抜けの良さ”を追求している。
杉浦は、1月の米ツアー、ソニー・オープン（ハワイ州）から投入しており「打感が良くて、打つ度にテンションが上がる。グースが少なくて、構えた時に“まっすぐ行くだろう”という安心感がある」と絶賛した。
23年に史上7人目のアマチュア優勝を果たした杉浦は24年からツアーに本格参戦した。7月の日本プロ選手権でプロ初優勝＆メジャー初制覇を果たし、10月の米ツアーZOZOチャンピオンシップ（千葉）では日本勢最高の6位に入る健闘を見せた。
25年初戦のソニー・オープンは予選落ちに終わったが「（海外勢は）僕がうまくいかないラフからうまく打っている選手がいっぱいいた。ボギーをいっぱい打ったけど、防ごうと思えば防げたものもあったのでマネジメントを大事にしないとと感じた」と収穫も多かった。
現在は地元の愛知で練習を行っており、今月下旬には鹿児島合宿を予定している。4月の日本ツアー開幕に向けて「優勝して賞金王になりたい。1年を通して常に上位で争えるような安定感のあるゴルフをしたい」と抱負を口にした。