日本民間放送連盟は5日、遠藤龍之介会長が辞意を表明したことを発表した。
同連盟の公式サイトで「当連盟の遠藤龍之介会長から本日、「フジテレビの出演タレントと女性に関する一連の事案により、私が民放連会長を続けることは適切ではないと考えている。後任の会長の選定手続きを速やかに進め、次期会長に職務を引き継げるようになった段階で会長職を退きたい」との申し出がありましたのでお知らせします」と発表された。
一連の問題を巡っては、フジテレビの港浩一前社長らが1月27日に開いた辞任表明会見で、遠藤龍之介副会長が3月末に予定される第三者委員会の報告をめどに「全ての常勤役員が速やかな形で責任を取る」と説明。遠藤副会長もその頃に辞任する意向を示している。