女優の長濱ねる(26)が5日、東京・昭和女子大で行われた、デジタル技術で音を視覚化したコンセプトカフェ「みるカフェ」のオープニングセレモニーに登壇した。
東京2025デフリンピックの開催に向けて、同大学の実行委員が企画・運営に携わり、期間限定でオープン。大会応援アンバサダーを務める長濱は、手話を用いながら「今年に差し迫ったデフリンピックを盛り上げていきたいと思います」とあいさつした。
「みるカフェ」では、注文やスタッフとのコミュニケーションの際に、音声やキーボードで入力した内容を透明ディスプレー上に表示できる技術や、手話言語をテキストに変換する技術など、共生社会の実現につながるさまざまな技術を体験することができる。2023年に応援アンバサダーに就任した長濱は「待ちに待った開催でワクワクしています」と笑顔を見せ、「海外から訪れる人ともスムーズにコミュニケーションが取れるのではないかと思います」と期待感を口にした。
セレモニー終了後には、音声コミュニケーション機器を用いた注文を実際に体験した。「みるカフェ」は6~14日まで。