全日本プロレスは5日、都内の事務所で11日のふじさんめっせで行われる富士大会の対戦カードを発表した。
会見には全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権は王者組の阿部史典、青柳優馬、佐藤光留組に挑戦者組に北斗軍の大森北斗、熊嵐が登場。大森が「幕張大会のタイトル戦ではレフェリーも王者組に加担し1―6で俺が3カウントを奪われ敗れた。熊嵐が馬鹿すぎて負けた。今回は熊嵐を教育してくれる男を用意した」と豪語。これに王者組の佐藤が「X」を予想し「Xはジャガー横田だろ」と突っ込む。さらに「またはまたアジャ・コングだろ」と佐藤が書いた絵を出しながら笑わせた。
結局、大森がXが近藤修司であることを発表。近藤が会見に合流すると熊嵐について「何年の見てきたが、迷惑かけてないかと思って、今回はなにかあったら食らわせます」と宣言し、熊嵐は「すいません」と恐縮するばかりだった。
2度目の防衛の王者組の青柳が「挑戦してくるのは拒まないが、そろそろ地獄を見てもらって挑戦させないようにしたかったが、Xが近藤さんでこっちがバター地獄(近藤が富士市でバターフィナンシェを作り、名物になっている)になりそう」と警戒。大森が「熊嵐がちゃんと試合ができるように、今回は大丈夫。近藤先生にお願いしてちゃんと試合ができるように」と言えば、近藤も「私がしっかり教育したいと思います」と地元・富士市でのベルト奪取を誓った。