スポーツニッポン新聞社毎年恒例、DeNA春季キャンプ大型連載が今日からスタートします。今年は球団一大勢力となった「98年度生まれ組」をドーンと紹介する企画、「知野直人の同期紹介!」を4回連載でお届けします。知野選手は今季プロ7年目。中堅にさしかかった「ユーティリティープレーヤー」が、面白おかしく「仲間たち」を紹介します。初回は、オフにソフトバンクから移籍した三森大貴内野手(構成、DeNA担当・大木 穂高)
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こんにちは、DeNAベイスターズの知野直人です。皆さん、宜しくお願いします。自分は、18年ドラフトでチームに入団して今年が7年目。それまでに球団内の同学年は増えたり減ったりしていたけど、今は生え抜きでは最も長い在籍が京山で、次が(山本)祐大、そしてその次が自分。在籍年数は長い方になりました。
今は「98年組」は選手では12人。球団が意図的にこの年生まれの選手を集めているのかな?と思うくらい、にぎやかになってきました。
そして今年のオフ、そのメンバーの1人として三森が入団してきました。最初は、あんまりしゃべらないヤツかなと思いましたけど、そんなことはなさそう。キャンプでもロッカーが近いので普通にしゃべりました。
そうしたら全然話せる。まだキャンプも第1クールが終わっただけなので本質はわかりませんが、自分の直感では「こっち(牧や山本のような陽キャラ同学年)側」の人間のような気がします。
キャンプでも一緒に行動したりします。まだ手探りですけど、(陽キャの)ポテンシャルはある!話していてそう感じました。ポジションも同じライバルです。でもそんな気はしない。同学年だし“一緒に頑張ろうや”と。そして、三森を開発していこうと思います。三森っ、こっちにひきずり込むからな!
でも、これだけ98年組が増えると楽しいですよね。以前はホソ(細川成也※現中日)なんかもいたんですどね。今は球界でも恐らくトップの一大勢力。この仲間で頑張っていきたい。キャンプ中には同期会もする予定です。皆さん、ぜひベイスターズの98年組に注目して下さい!
【DeNAの98年度生まれ※順不同】入江大生、吉野光樹、京山将弥、浜地真澄、颯(中川颯)、岩田将貴、堀岡隼人、山本祐大、九鬼隆平、牧秀悟、三森大貴、知野直人
▼知野 直人(ちの・なおと)1999年(平11)2月16日新潟県生まれの25歳。聖光学院―第一学院―BC・新潟と進み、18年ドラフト6位でDeNA入団。内野は全守備をこなす貴重な戦力。昨季は24試合18打数2安打、打率・111と苦しんだが98年組の中で人望が厚い。1メートル82、85キロ。右投げ右打ち。