阪神OBの鳥谷敬氏(43)、岡留英貴投手(25)、石黒佑弥投手(23)、井坪陽生外野手(19)、山田脩也内野手(19)が5日、キャンプ休日を利用し、沖縄県立南部医療センター・こども医療センターを訪れた。
現役時代から17年連続の訪問となる鳥谷氏に率いられ、現役4選手も病気と闘う子どもたちと交流。サイン色紙やバッグ、タオルなどを贈呈し、代わりに「ありがとう」と書かれたメダルを受け取った。約1時間のふれあいを楽しみ、それぞれが子どもたちに今季の活躍を届けるべく、決意を新たにした。
▼鳥谷氏「コロナ期間もあってなかなか病棟を回ることができなかったですが、今日は直接子どもたちとふれあったり、病室を回ったりすることができたので、非常にいい1日だったと思います。子どもたちは今日(選手と)会えたことは忘れないと思いますし、元気になって“甲子園に行きたい”という思いが出た時、ふれあった選手たちが試合に出ているというのは子どもたちの励みになると思います。ぜひ今日のこと、選手たちも触れあったことを感じながら、グラウンドでその思いをぶつけてほしいと思います」
▼岡留「今年、3回目になるんですけど、毎年来るたびに、僕も頑張らないといけないな、と凄く思いますし、試合に出ることで元気を与えられると思うので、グラウンドでしっかりプレーをしていかないといけないという気持ちになります」
▼石黒「初めてこういう機会をもらって、子どもたちに実際会って、元気をもらいました。自分も子どもたちに勇気や元気を与えられるような選手になりたいと思いました」
▼井坪「今回初めて参加させていただいて、子供たちから元気をもらうことができましたし、自分が試合に出ることを通じて、子どもたちに元気を与えられるように頑張りたいな、と思いました」
▼山田「今回初めて参加させていただいて、この経験はいつか、自分の人生にとっていい経験になると思うので、この経験を活かして、これからも勇気を与えられるように頑張っていきたいと思います」