元衆院議員の金子恵美氏が5日、ABCテレビ「news おかえり」(月~金曜後3・40)に出演し、6日から訪米し、現地時間の7日にトランプ大統領と初の首脳会談を行う石破首相について言及した。
現在、日本の今後を左右する重要な会談に向け、石破首相は連日官僚らによるレクチャーを受けたり、戦略を練ったりしているという。金子氏も「日本が最大の投資国と相手に強調するのはいいこと」と歓迎する一方で「個人的な関係性を築いていないというのが…」と不安点を挙げた。
金子氏は先日、かつての「安倍&トランプ会談」に同席していた議員と会食。「そのときの話を聞いたら、トランプさんにどう気に入ってもらえるかというのがとても大事だなと感じた」と語った。そこで気になったのは石破首相がトランプ大統領と対面した経験のある議員と話していないこと。「トランプさんてどういう性格で、どういうクセがあるのかって聞きにいけばいいのに、今の現職議員に何人かトランプさんと対面した人がいるんですが、まだ全然聞いていないらしいんです」と、その議員から聞かされたという。
官僚らと官邸内で予行演習は十分に積んでいるが、トランプ大統領と会ったことのある議員の肌感覚は“取材”をしていない石破総理。金子氏は「そこに足を運んでいないところが石破さんのコミュ力の低さっていうか。もったいないことしてるなと思った」と残念そうに語った。