バスケットボール男子で有望な若手を集めた日本代表のディベロップメントキャンプが5日、都内で行われ、報道陣に公開。高校3年の渡辺伶音（福岡大大濠高・A千葉）は「これで2回目。自分なりにリーダーシップを出しながらできている」と語った。2メートル6の恵まれた体格で高校ではセンターを担いながら、代表では外角でのプレーも求められる4番、A千葉では3番をこなす。
複数のポジションをこなす選手の目標には2メートル8のドイツ代表フランツ・バグナー（NBAマジック）を挙げ「将来の理想で参考にしている」と語り「コート上で日本代表のために戦える選手になりたい」と将来を見据えた。
若手のプレーに目を光らせたトム・ホーバス監督は「みんな頑張っている。若くて良いエネルギーを持って、みんな勝負したい気持ちがある」と話した。