アイスホッケー女子日本代表「スマイルジャパン」が、きょう6日から北海道苫小牧市で開催される26年ミラノ・コルティナ五輪最終予選に臨む。4大会連続出場を目指す中、5日に試合会場のnepiaアイスアリーナで取材に応じた小池主将は「予選で全勝して五輪につなげたい」と抱負を語った。
中国、フランス、ポーランドとの総当たり戦で1位が出場権を得る今予選で、日本は組トップの世界ランキング7位。22年北京五輪後に3大会連続主将を務めた大沢ちほらが引退して世代交代が進んだが、飯塚祐司監督は「国際経験の豊富な選手はそろっている」と自信を示す。自国開催という地の利も生かし、初戦のフランス戦から勝負にこだわる。
≪ロシアが除外なら7位で繰り上げも≫
国際アイスホッケー連盟がウクライナ侵攻に伴うロシア、ベラルーシの大会除外を25~26年シーズンも継続すると発表したことを受け、日本の飯塚監督は、両国がミラノ・コルティナ五輪から締め出される可能性について「国際オリンピック委員会(IOC)の判断を待つ」と話した。世界ランキング6位のロシアは暫定的に出場権を得ているが、除外となれば、同7位の日本は最終予選で出場権を逃しても、繰り上がる可能性がある。