俳優桐谷健太(45)が4月期のテレビ朝日系ドラマ「いつか、ヒーロー」(日曜後10・15)に主演する。お金も仕事もない、全てを失った情けないアラフィフ男を演じる。
脚本はオリジナル。主人公は児童養護施設の職員だったが、突然20年間の音信不通となる。20年後、自らは全てを失い、再会したかつての教え子たち5人も世の中に諦めを感じていた。だが、ともに復讐(ふくしゅう)を誓って、権力を相手に立ち向かっていく。
熱血漢を多く演じてきた桐谷。主人公像を「太陽のような男で、情に厚く涙もろい面がある」と捉える一方で、「実は真逆の側面を持ち合わせる」と説明。
まさに全てを失い打ちひしがれる姿のことで、ドラマ関係者も「桐谷さんの新境地を見ることができそう」と期待を寄せた。