女優の恒松祐里(26)が、動画配信サービス「ディズニープラス」のドラマ「ガンニバル」シーズン2にキーパーソンとなる役で出演する。「元々ドラマを拝見していたので、あの血生臭い作品に参加できることに怖さもありながらも、楽しみな気持ちで挑みました」と振り返った。来月19日から配信される。
二宮正明氏の漫画が原作で、一見美しく穏やかに見える人里離れた供花村(くげむら)を巡るサイコスリラー作品。シーズン2では、村が隠してきた「この村では、人が食われるらしい」という恐ろしい噂をめぐる真相が明らかとなる。
恒松は、シーズン1で倍賞美津子(78)が演じて視聴者を恐怖に陥れた、村を牛耳る一族の女当主・後藤銀の若い頃を演じる。
鎌を振り上げ襲いかかるなど、狂気的な演技を見せており「誰も味方がいない状況で育ち、自分を犠牲にする事でしか生きていけなかった彼女を演じるのはとてもつらかったです。何故いつの時代も搾取する側とされる側の人間が存在するのだろうと、日々悶々としながら復讐(ふくしゅう)の気持ちを途切れさせないように臨みました」と話した。