将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=に永瀬拓矢九段(32)が挑戦するALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第3局2日目は6日、東京都立川市の「オーベルジュ ときと」で行われ、午前10時30分に午前のおやつが提供された。
藤井は「巨峰レーズン おこっぺバターサンド」「狭山和紅茶(冷)」、永瀬は「四つ星苺のシャルロット 練乳エスプーマとトンカ豆ソース」「金の抹茶アイスラテ」「ホットブレンドハーブティー」を注文した。
永瀬は「四つ星苺のシャルロット 練乳エスプーマとトンカ豆ソース」を1日目の午前、午後に続いて3度目のオーダー。1日目の午後はドリンクのみの予定だったが、昼食休憩のタイミングで「追加したい」と急きょ申し出があった話題の一品で、今回も“おかわり”。2日目午前もドリンクのみを選んでいたが、昨夜に永瀬から「明日のおやつ変えてもいいですか?同じものがいいです」と依頼があったという。
「四つ星苺…」は立川産の四つ星苺を存分に味わえるスイーツ。「シャルロット」は貴婦人の帽子に見立てたケーキ。甘みと酸味のバランスが絶妙で香りもいい四つ星苺をふんだんに使い、中は苺のムースとゼリーとして味わえる。「トンカ豆」はブラジルにある香りの良い豆を指し、削ってソースに。苺との相性も良い、こだわりが詰まった逸品になっている。
藤井の「巨峰レーズン おこっぺバターサンド」は、北海道興部(おこっぺ)町のバターを使ったバタークリームと、長野県東御市で採れた巨峰を赤ワインとスパイスで柔らかく煮たレーズンをサブレで挟んだもの。ブドウの味がしっかりとしたレーズンに、自然を感じられるような爽やかな後味のバターは相性抜群だ。