NBAヒートのジミー・バトラー(35)がウォリアーズへトレード移籍することが分かった。5日(日本時間6日)米スポーツ専門局「ESPN」が報じた。
バトラーの去就に決着がついた。「ESPN」のシャムズ・シャラニア記者によると、ヒートはバトラー、ジョシュ・リチャードソンを放出。ウォリアーズはデニス・シュルーダー、カイル・アンダーソン、アンドリュー・ウィギンズ、保護されたドラフト1巡目指名権、リンディ・ウォーターズ3世を放出。そしてジャズはPJ・タッカーを放出。これにピストンズも加わった4チーム間の大型トレードが合意した。
昨年12月25日にバトラーがトレードを望んでいることが報じられた。その後、ヒートのパット・ライリー球団社長が「トレードには応じない」と明確な声明を発表。今年1月2日のペイサーズ戦後に公の場で移籍の可能性をほのめかすと、ヒートはバトラーに対して7試合の出場停止処分とした上で、正式にトレードに応じることを発表した。
バトラーは7試合出場停止処分後に3試合に出場。その後、敵地2連戦の帯同の際にチームの飛行機に遅刻。後からの合流する予定だったが、チームはそれを許さず再び2試合の出場停止処分を下した。さらに1月27日のマジック戦から復帰する予定だったが、ベンチからの起用を知ったバトラーは朝のシュート練習から途中退席して無期限出場停止処分となってトレードが現実味となっていた。ウォリアーズへの移籍でバトラーのトレード騒動に決着がついた。
そしてバトラーはウォリアーズと2年間の契約延長契約にも同意した。
4チーム間のトレード内容は下記の通り。
【ウォリアーズ獲得】ジミー・バトラー
【ヒート獲得】カイル・アンダーソン、アンドリュー・ウィギンズ、PJ・タッカー、保護されたドラフト1巡目指名権
【ジャズ獲得】デニス・シュルーダー
【ピストンズ獲得】ジョシュ・リチャードソン、リンディ・ウォーターズ3世