NBAレイカーズは、4日(日本時間5日)に敵地でクリッパーズと対戦。レブロン・ジェームズ(40)がチーム最多26得点8リバウンド9アシストとトリプルダブル級の活躍でLA対決を制して、敵地6連戦を3連勝で締めくくった。
試合後にレブロンは囲み取材に応じた。その模様を米スポーツ局「ESPN」が動画で投稿した。1日(同2日)に歴史に残る衝撃の大型トレードでレイカーズは、アンソニー・デイビスを放出し、マーベリックスからルカ・ドンチッチを獲得した。
レブロンは同日に行われた敵地ニックス戦に勝利し、家族と夕食を食べていた。衝撃トレードの一報を聞いた瞬間に「でっちあげだ!」と困惑し、「感情が混乱した。絶対に嘘で、誰かかがふざけていると思った」と回想した。
その後、デイビスから電話がかかってきて、フェイスタイムで長時間会話した。まさかのトレードとなったデイビスはショックを受けた表情をしていたという。「真実を知った瞬間はいたたまれない気持ちになった。ADがもういないと思うととても辛かったし、大変だった」と当時の心境を吐露した。
「ニュースを聞いたときはショックだったが、結局のところ、バスケットボールのビジネスを理解している」と語り、「しかし、決断したのは私ではない」と今回のトレードについては一切知らなかったと明言した。
デイビスとコンビ解消し、ドンチッチと新コンビを結成する。ポジション上の責任が重複するのではないかと示唆する人たちもいるが「僕は誰とでもプレーできるし、彼もそうできると思う。だから僕たちは一緒にうまくやっていくよ」と一蹴した。
最後に「ルカはもうずっとNBAでお気に入りの選手。俺は常に正しいプレーして、次世代を刺激しようと努めてきた。そしてルカはたまたまその中の一人。そして今、自分たちはチームメイト。非常にスムーズになる」とドンチッチの活躍にも期待した。