オリックス前監督で、球団スペシャルアドバイザー（SA）を務める中嶋聡氏（55）が6日、日本ハムの沖縄・名護キャンプを訪れ「GAORA SPORTS」の「ティーバイティーガレージ presents ファイターズキャンプLIVE2025」にゲスト出演。「別格」と認める選手について語った。
プロ野球選手は体の大きさが一つの武器になるが、体が小さくても名選手は数多くいる。22年までオリックスに所属し、現在はレッドソックスで活躍する吉田正尚に話が及ぶと、SAは「あの選手は別格でした」と断言。「あんまり話し込むとかはないですが、自分の感覚を持った選手。多くを語らずとも…という感じでしたね」とともに戦った日々を振り返った。
解説の鶴岡慎也氏、チームメートとして戦った経験もある増井浩俊氏が「独特な感覚」「自分の世界を持った選手」と声をそろえる中「誰ともつるまないとかではなく、普通に接するんですが、座っているだけで独特な雰囲気が。本当に野球のことに関しては突き詰めるというか、特に打撃に関しては」と吉田の“職人ぶり”を証言した。
中嶋氏は86年ドラフト3位で阪急に入団。07年から日本ハムでプレーし、選手、兼任コーチ、GM特別補佐など18年まで所属。19年からオリックス2軍監督、21年から1軍監督を務め21年からパ・リーグ3連覇を果たした。