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村田昴と激闘を繰り広げた山崎海斗は再起戦で元世界王者シーサケットと対戦「モチベ上がる」

スポニチアネックス 2025年2月6日 13時55分

 プロボクシング六島ジムは6日、大阪市住吉区の同ジムで会見し、日本ミドル級王者・国本陸(27=六島)のV4戦など4月13日に住吉区民センターで実施する興行の概要を発表した。

 昨年10月にWBOAPスーパーバンタム級王座決定戦で村田昴(帝拳)と激闘の末に9回TKO負けし、プロ初黒星を喫した山崎海斗(26)はスーパーバンタム級8回戦に出場する。対戦相手は元WBC世界スーパーフライ級王者シーサケット・ソールンビサイ(38=タイ)だ。17年3月にローマン・ゴンサレス(ニカラグア)から同王座を奪い9月の再戦をKO勝ち、翌18年のV2戦ではファンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)も退けたビッグネーム。六島ジムの選手では向井寛史が13年11月に王者の地元タイで挑戦し9回TKO負けを喫している。

 山崎は「再起戦でモチベーションが凄く上がるマッチメークで感謝している」と気合十分。映像を確認し「スーパーバンタムまで階級を上げてもパンチはありそうだし、プレッシャーもかけてくる。ただ倒せるパンチは僕の方があるかな」と階級の違いもあり臆するところはない。前回の相手、村田昴と同様にサウスポーのため、今回も左構え対策を続行。IBF世界バンタム級王者の西田凌佑(28)とスパーリングを重ねている。

 また、東洋太平洋スーパーフライ級12位の韓亮昊(はん・りゃんほ、27)は4月26日に韓国ソウルで行われるIBFインターナショナル同級王座決定戦でラミル・ロダ(フィリピン)と対戦する。同王座を獲得すれば世界ランク入りを見込め、日本や東洋のランカーと対戦する足がかりとなる。韓亮昊は「先を見据えた試合になる。相手はサウスポーで、フィリピン選手のパンチを振ってくるイメージとは違い、ボクシングもしてくる。でもスキはあるように見えた。自分は(前回)12月の試合も勝ち方が良かったし、左の感覚はいい。左で倒したい」と意気込んだ。

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