女優の斉藤由貴(58)が6日放送の文化放送「くにまる食堂」(月~木曜前9・00)に生出演。独特なセリフ覚えのスタンスについて明かした。
ゲストとして登場した斉藤。番組の木曜パートナーを務める俳優の内藤剛志とは2011年にスタートしたテレビ朝日「警視庁・捜査一課長」シリーズで長年共演。
内藤は芝居において斉藤は「何でも頼れる」存在だといい、「ここは任せておけばいいって(思っている)。だから由貴ちゃんとはいちいち打ち合わせしないんですよ、お芝居の。物凄く安心できるわけ」と全幅の信頼を口にした。
これに、斉藤は「というか、相談するも何も相談しようがないしね、何も覚えてないから」と苦笑。内藤も「まったくセリフ覚えないでスタジオにいらっしゃる。セリフなんてどうだっていいんだよ」と話した。
「“おはようございます”ってスタジオに入ってから。“よいしょ”って台本読んで、“え~今日はしゃべってるな”って。びっくり!っていう」と斉藤。「その場で開いてびっくりして、“あ、そっか!”って。そこから一生懸命、セリフを覚え出すっていう。ひどい、これでよくこの仕事を続けていられたな、っていう」と照れ笑いを浮かべた。
この方法は「デビューした時から」だといい、「何なら朝の連続テレビ小説の頃から、ずっとそうです」と告白。その理由としては多忙で「セリフ覚えている時間がなかった(から)」といい、「家に帰ったら、歯を磨いて寝る時間しかなかった。だから雑だけど、とにかく現場で自分のベストを尽くすという、完全にそういう感じでした。そのやり方の良い面を自分なりで作り上げていった感じ」と話した。