メッツがメッツがピート・アロンソ内野手(30)と2年総額5400万ドル(約82億円)で契約合意に達したと5日(日本時間6日)、、米「ニューヨークポスト」の看板記者ジョン・ヘイマン記者ら複数の米メディアがX(旧ツイッター)で報じた。
この報道を受け、大リーグ公式サイト「MLB.com」は同日、もう1人の大物FA選手の動向について紹介した。
同サイトは「アロンソがメッツと契約後、ブレグマンに集まる」と題し、アストロズからFAとなったアレックス・ブレグマン内野手(30)について紹介。アロンソのメッツ残留により「ブレグマンは今や一人ぼっちだ」と今オフのFA市場に残っているトップ25選手で唯一、去就が決まってないと記した。
ブレグマンは残留交渉を進めているアストロズのほか、カブス、タイガース、レッドソックスなども興味を示しているとされる。ただ、アストロズのダナ・ブラウンGMがチーム内で引き続き、ブレグマンについて議論しているものの代理人のスコット・ボラス氏とは話をしていないとメディアに伝えたことも紹介した。
また、2年5400万ドルのアロンソよりも大きな契約を要求することが予想されるとも報道。アロンソは2年5400万ドルと3年7100万ドルの契約を選択でき、今季年俸が契約金を含め3000万ドルになる2年契約を選んだという。
同サイトは間もなく春季キャンプを迎えることからブレグマンについても「早期に契約を結ぶ可能性がある」と間もなく去就が決着するのではと結んだ。
ブレグマンはアストロズで9シーズンプレー。2度のオールスター選出を果たし、ワールドシリーズで2度の優勝に貢献。昨季は145試合に出場し、打率・260、26本塁打、75打点だった。