お笑いトリオ「パンサー」の向井慧(39)が4日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜前8・30)に生出演。大遅刻した大物芸人を明かした。
この日番組内で向井は、最近共演したというお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功について「浜田さんって昼の1時半から収録を開始しますってなったときに、楽屋に入られるのが1時25分なんですよ。普通皆さん、1時間前くらいに入ってメークして着替えたりとかじゃないですか。だけど浜田さんは5分10分前に入られる」と切り出した。
その番組にはお笑いタレントのいとうあさこも出演予定で、「(浜田の楽屋あいさつは)1時20分くらいに楽屋前で待ってましょうっていうことになって。あさこさんと世間話をしながら待ってたんですけど、時計パッと見たらもう1時40分だったんです。もう収録開始の時間も過ぎてて…」と振り返る。
浜田の遅刻に驚く自分をよそに、「スタッフは誰も(浜田に)電話をかけない。まあ来られるでしょう…みたいな」雰囲気で、周囲はみな平然としていたことを思い出し大笑い。
結局、浜田は1時50分ごろに現場に到着し、収録開始は2時過ぎと「30分遅れで始まった」という。当時の浜田の様子について「我々だったら(遅刻したら)“すみません!すみません”だと思うんですけど、浜田さん、にらみつけながら…凄いオーラで入ってこられて(笑)。僕とあさこさんが“おはようございます”って言ったら“おぉーう”みたいな感じで。でも嫌な感じは全くなかった」という。
そんな浜田から「“お前先やっとけよ!”」と冗談交じりにツッコまれたことも明かし「これって僕ぐらいの芸人からするとうれしいんですよ。冗談ですけど、うそですけど、“お前ならできるやろ”がニュアンスに入ってる」と思わず喜んだ。
極めつきに収録後、浜田から「“お前全部フォローしてくれてたな”」とも声をかけられたそうで、「これがスターの掌握術だと思った」とすっかり浜田のトリコになってしまったと語っていた。