◇カーリング日本選手権第5日(2025年2月6日 横浜BUNTAI)
男子の2次リーグは初戦が行われ、1次リーグD組3位通過の長野県CAがTM軽井沢を9―4で破った。
2―3で迎えた第5エンドで一挙4点の大量得点で逆転。続く第6エンドで2点、7エンドで1点とスチールを決めて点差を広げていき、第8エンドを終えたところで相手が負けを認める「コンシード」となった。
相手のスキップは平昌五輪出場経験のある両角友佑。長野県CAのサード・清水芳郎は「両角さん相手だと何点リードしていても気が抜けない」と大差でリードしながらも最後まで油断せず戦い抜いた。セカンド・速水港は「自分たちの練習の成果が出てうれしい」と笑顔。「ここまで大差になるとは思ってなかったけど、競って耐えればチャンスは来ると思っていた。耐え切ったかな」と貴重な白星をかみしめた。
1次リーグは3位での通過。1次リーグの一部成績を持ち越す通算成績では0勝2敗で最下位からのスタートだったが、逆襲の1勝に。清水芳郎は「僕たちは2勝してやっとDSCで(決勝トーナメントに)上がれるかどうか。相手は格上なのでそこにどれだけ戦えるか」と気を引き締めた。