落語家の桂米助(76)が6日、都内で「新宿末廣亭三月上席 桂米丸追善興行」(3月1日初日)の会見を行った。
昨年、99歳で亡くなった師匠で落語芸術協会最高顧問の桂米丸さんをしのぶ興行。出演者には人間国宝の五街道雲助(76)や桂文枝(81)、三遊亭好楽(78)、立川志の輔(70)ら東西5団体のスターが勢ぞろい。定席で5団体が垣根を越えて10日間出演するのは史上初となる。他にも色物として、漫談家の綾小路きみまろ(74)も出演する。自ら出演を取り付けた米助。「派手なことが好きで、売れっ子が大好きだった師匠のために“米丸の追善興行なので出てもらえませんか”と依頼しました。団体の許可なんて取っていません。歴史を変えていければ」と力強く語った。
会見には桂富丸(76)、桂竹丸(67)も出席した。興行は3月10日まで。