NHK大河ドラマ「べらぼう」(日曜後8・00)に出演する女優の小芝風花(27)が、6日放送の同局「べらぼうトークショーin台東区」(後8・15)で、主演の俳優・横浜流星(28)が演じる蔦屋重三郎の役どころについての印象を語った。
放送されたのは、1月5日に同作の舞台でもある東京・台東区で開かれた、初回放送パブリックビューイングと、トークショーの模様。イベントにはほか横浜、次郎兵衛役の中村蒼(33)朝顔役の愛希れいか(33)唐丸役の渡邉斗翔(とわ=12)も登壇した。
主人公の“蔦重”こと重三郎は、茶屋「蔦屋」を切り盛りしつつ、貸本業も営む青年で、猪突猛進な一面もある役どころ。一方の小芝は、重三郎の幼なじみで女郎屋の花魁・花の井を演じた。
そんな重三郎の印象について問われると、小芝は「良くも悪くもバカ正直というか…バカなんですよね」とド直球で答えた。
客席がざわつくと、「ごめんなさい、ちょっと言葉が悪いかもしれないけど」と慌てて釈明。「現実味のないことでも、夢を見たらそれに一直線で、母性本能をくすぐられるというか、花の井もほっとけないな、応援したいなと思う」と続けた。
そのまっすぐさゆえに、「花の井が傷つくことも多々あるんですけど」と打ち明けつつ、「それでもしょうがないなって思ってしまう。だからそばで支えたい、夢を応援したいと思ってるんだろうなって」と、花の井の気持ちになり代わって説明。「損得じゃなく、周りのために動く人だから、そこがより支えたくなるというか、閉ざされた吉原の中で、夢を見せてくれる人なので、そういうところが魅力ですかね」と熱弁していた。