俳優の前田公輝(33)が主演するミュージカル「ミセン」が6日、東京・めぐろパーシモンホール大ホールにて東京公演の初日を迎えた。
原作は韓国の同名漫画で、同国でドラマ化されると2014年度のドラマ賞を総なめにし、社会現象を巻き起こした。前田は囲碁のプロ棋士になる夢が絶たれ、商社のインターンとして働くことになる主人公のチャン・グレを演じる。
先月10日から14日には大阪・新歌舞伎座、今月1、2日には愛知県芸術劇場大ホールでそれぞれ公演を行っており「大阪・愛知でエネルギーを蓄え、しっかりと準備を整えて戻ってこれたことで、お客様に思いを届けることができました。また、カンパニー全体がそれぞれバランスを整え、最高の状態で初日を迎えられた結果、大成功を収めることができました。心から感謝しております」と充実感をにじませた。
東京公演は同所で11日まで。「この舞台は、新しいミュージカルです。没入感とリアリティを大切にし、皆さまの心が揺さぶられるよう、試行錯誤を重ねました。その日限りの特別なミュージカル体験を、ぜひ楽しみにお待ちください」と呼びかけた。
グレの母とソン・ジヨン次長の2役を演じる安蘭けい(54)は「大阪、名古屋での公演で手応えを感じて東京にやって来ました!東京でのお客様の反応はどうなのかドキドキでしたが、温かく迎えて頂きとてもうれしかったです!この物語には、いろんな愛の形があります。きっと貴方に響く愛があるはずです。是非!持ち帰ってください!」とコメントした。