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【カーリング】ミラノ五輪開幕1年前にロコが大劇勝!藤沢「やったー」代表候補決定戦に進出

スポニチアネックス 2025年2月6日 22時12分

 ◇カーリング日本選手権第5日(2025年2月6日 神奈川・横浜BUNTAI)

 女子で18年平昌五輪銅メダル、22年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレは、2次リーグ第2戦でここまで5戦全勝のフォルティウスと対戦。7―6で難敵を下し、持ち越した1次リーグの成績を合わせて通算3勝1敗とし、準決勝以降に駒を進めた。

 26年ミラノ・コルティナ五輪開幕までちょうど1年。誰よりも夢舞台を知り尽くしたロコ・ソラーレが、スキップ藤沢五月が、節目の日に躍動した。

 第3、5、7Eと立て続けに大量失点の大ピンチに陥ったが、藤沢が神ショット連発で1点ずつもぎ取った。2点ビハインドの最終第10Eはチーム全員で圧力をかけると、フォルティウス吉村の最終投が決まらず、劇的大逆転勝利を収めた。

 藤沢は「逆境に立たされて、追い込まれてからの追い上げが私たちの強みでもある。今日の試合を終えて全体的に自信がついた」と胸を張った。

 ミラノ・コルティナ五輪出場に望みをつなぐためには、今大会で準決勝に進出(3位以内)に入って9月末までに開催される五輪代表候補決定戦に駒を進める必要があったが、夢舞台への“第一関門”を突破した。

 藤沢は代表候補決定戦進出について「決まったらしいよーってなって、やったーって」とする一方で「でも、その喜びは数秒だけで、次あるからまた頑張ろうって」と次戦以降を見据える。

 7日にはフィロシーク青森と対戦。8、9日に準決勝、決勝と戦いは続く。「今日の10エンド目みたいな試合を作れれば、どんな相手にも勝てるんじゃないかなと思っている。自分たちらしい試合を最後までやり切りたい」と闘志を高めていた。

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